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両国と両国橋
両国駅を降りると、目の前にそびえる国技館。通りには力士の姿が行き交い、街全体に相撲の空気が漂う。駅構内には往年の名力士の写真が並び、ここが「相撲の街」であることを実感する。 両国という地名は、江戸初期に隅田川に架けられた両国橋が由来だとい... -
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【べらぼうって何?】蔦中こと蔦屋重三郎「べらぼう」なる浮世の話
この正月、昼間にBSチャンネルをザッピングしていたら「孤独のグルメ」の特番をやっていた。ふだんあまり「孤独のグルメ」は観ないのだが、しばらくチャンネルを止めて眺めていた。例によって松重さん演じる井之頭五郎が食事をしている。彼の心の声が松重... -
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知られているようで知らないどこかの街の話~原宿~
かつて北海道でolive少女だったわたしは原宿や下北沢に憧れていた。ふりふりふわふわの服をきたおしゃれな女の子たち。ラフォーレ原宿やファーマーズテーブルに行きたかった。買い物につかれてクレープをほおばりたかった。原宿は憧れの街だった。 だが・... -
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サイドカーレースに行ってみた話
サイドカーレースに行ってみた話サイドカーのレースがあることをご存じだろうか? 原宿通りの終わり近くの路地にあるLusso Cafeはバイカーたちに人気の店だ。店の中ではサイドカーレースの動画が流れている。サイドカー側に乗っている人(パッセンジャー)... -
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LUSSO CAFEで、さりげない贅沢を味わう
竹下通りの喧騒を抜け明治通りを渡ると裏原に入る。かつての勢いは衰えたものの、こだわりのあるお店が並び、若い子たちで賑わっている。海外の観光客がその賑わう様子をとっているのが面白い。(……と書きたいところだが、私は最盛期には原宿にほぼ足を踏... -
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活版印刷と美術は関係がある⁉
NHKの朝ドラ「らんまん」で俳優神木隆之介が演じる槙野万太郎が植物学の雑誌を刷るために、石版印刷を学んだことは記憶に新しい。万太郎が習得したのは石版印刷である。わたしはそれまで石版印刷というものを知らなかったのでとても興味深かった。石版印刷... -
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デジタルアートの誕生
デジタルアート作家の川村氏にインタビューする機会があったのだが、そもそも、が気になった。「デジタル」ってどういう意味なのだろう。気がついたらするっと身近にいた言葉。いつからこの言葉はあったのだろう。 digitalの語源はラテン語の digitusで「... -
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新しさと古さと若干のあやしさと〜東京・大塚
JR山手線の大塚駅で降りると、都電のふみきりのカンカンという音が聞こえてくる。近代的な駅ビルの脇には都電の停車場。レトロなデザインの車両を見ると昭和に戻ったかのようなノスタルジックな気持ちになる。 駅の南口側にはサンモール商店街。狭い路... -
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アートとしてのレコードジャケット ~名画とジャケット~
かつて学研が発行した「レコードジャケットコレクション Best500」という、本がある。私が子供のころ、母が学研で事務職としてパートに出ていた頃、たまに学研の本をもらって来ていて、その中にこの本があった。当時まだ音楽なんて全く興味のない中学生に...
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